ある医師からのメッセージを紹介します

私は学生のときに、香山リカ先生の授業を聞いたことがあります。それまでに抱いていたイメージ(よくテレビに出てくる芸能界売り出し医師、のようなイメージ、申し訳ありません)とは異なった、非常に地道で正統な先生であることがわかり、こういう先生がテレビを使って発信することは重要だと考えるようになり、それからは先生のインタビューなどに陰ながらいつも賛同している次第です。

さて、私は震災後、いかに放射能に対する情報が地元の方々にさえ情報が行き渡っていないかを知りました。さらに、アメリカの友達からの情報から、原発での爆発に関してアメリカyou tubeで流れた映像は日本では規制されていたようであることも知り、なぜあそこまでアメリカの友達が心配してきたのか、ヨーロッパの知り合いが来日キャンセルしたのかが後でわかりました。

そういう状況にあるなか、昨年、特定機密法案が通過し、恐ろしくなりました。ただでさえ規制がかけられているかもしれないのに、さらに規制がかかっても国民には何も感じることができないのです。そして、その上に衆議院通過した安保関連法案です。

水面下で何が行われているのかは、特定機密法案があるために実際にはわかりません。が、しかし、どんな状況でも、いけないと気がついたのであれば国民はできる限りの行動をとらなければ事態はどんどんと悪くなっていくと思います。特定機密法案の時よりも署名運動も多くなっています。皆様の運動も陰ながら一医療者として賛同させてください。私もできる限り意思表明をしていく所存です。

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