元長崎大学学長・元医学部長の土山秀夫医師からのメッセージを紹介します「外国への支援のために地球の裏側まで自衛隊を派遣するような戦争法案に断固反対します」(「院内集会 7.9安保法制に反対する医療福祉関係者のつどい」に寄せられたメッセージです)
元長崎大学学長・元医学部長の土山秀夫医師からのメッセージを紹介します「外国への支援のために地球の裏側まで自衛隊を派遣するような戦争法案に断固反対します」(「院内集会 7.9安保法制に反対する医療福祉関係者のつどい」に寄せられたメッセージです)
メッセージ
今回の「安保法制」に対しては、憲法学者による圧倒的多数の違憲表明や元内閣法制局長官らによる手厳しい批判に対して、集団的自衛権の行使を合憲とする安倍政権の反論は、全く反論になっていません。高村副総裁のひねり出した砂川判決や、72年の政府見解のこじつけ解釈を繰り返すばかりで、安倍首相のいう「国民の皆様への丁寧な説明」がこれですから情けない限りです。国民もバカではありませんから、その間のカラクリはすでに見破っていて、世論調査の度に「国民への説明が不十分」の比率が上がっていくばかりではありませんか。外国への支援のために、場合によっては地球の裏側まで自衛隊を派遣するような戦争法案に、私達は断固として反対します。その立場から、私はこの集会の呼びかけ人の一人になることに賛同します。
長崎大学元学長/長崎大学元医学部長 土山秀夫